ゲエズ文字で仮名を表すのだ!(4)

今回は、「撥音」(ん)「拗音」(ゃゅょ)、「促音」(っ)を書いてみるのだ!

撥音

これまでのアイウエオの段を表す文字のほかにもう一つ、「/ɨ/ または母音なし(∅)」を表す文字をまとめるのだ。

表には基本文字と合わせて載せるのだ。

ゲエズ文字のラテン文字表記では、基本文字をä、「/ɨ/ または母音なし(∅)」の文字をəで表す習慣があるのだけど、発音記号と紛らわしいので、このブログでは発音記号で統一するのだ。

ə ɨ/∅

ሰ と ስ なんてどこが違うんだと思うかもしれないけど、上の短い棒がまっすぐか傾いてるかで見分けるのだ。

「ん」は、この中の ን を使うことにするのだ。

拗音

拗音は、i を表す文字に続けてヤユヨを表す ያ/ዩ/ዮ を書いて表すことにするのだ。

きゃ ኪያ ኪዩ ኪዮ
ひゃ ሂያ ሂዩ ሂዮ
みゃ ሚያ ሚዩ ሚዮ
りゃ ሪያ ሪዩ ሪዮ
ぎゃ ጊያ ጊዩ ጊዮ
びゃ ቢያ ቢዩ ቢዮ
ぴゃ ፒያ ፒዩ ፒዮ

促音

促音は、仮名文字似合わせて小さい「つ」を ት で表してもいいし、ローマ字みたいに次の子音を重ねる意味で ɨ/∅ を使ってもいいと思うのだ。ゲエズ文字の日本語表記には特に決まりはないので、このブログで紹介するのは一つの例案なのだ。


これでだいたいの日本語はゲエズ文字で(むりやり)表すことができるようになったのだ!

残りは「つ」なんだけど、これは次回にお話しするのだ! ではチャオなのだ!